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那覇市の上下水道状況
戦前の那覇市の上水道は宜野湾市の湧き水を利用した給水を行っていましたが、沖縄戦で多くの施設が破壊されたために、戦後本格的な上水道事業が再開されたのは1954年の泊浄水場返還以降になります。主な水源地はやんばると呼ばれる沖縄県北部にある地域ダムで、沖縄県企業局からの供給に全目的に依存しています。昔は渇水による給水制限がたびたび実施されており、最大で26日間に地域ごとの隔日給水が行われたりすることもありました。現在ではほとんど断水する事態には陥ることはなくなりました。
那覇市の下水道整備事業は上水道より遅れ、1969年から本格的に整備されはじめました。2008年末までの下水道普及率は88.8%になります。汚水の最終処理施設は那覇市西町にある「那覇浄化センター(みずクリン那覇)」で処理・放出されます。
ガス・電気の状況
那覇市をはじめとする沖縄県のガス供給は「沖縄ガス」が行っています。都市ガス整備供給域は那覇市全域に及ぶものの、一部の世帯ではまだプロパンガスを利用している場合も多いようで、完全普及とは言いがたい状況でもあります。
電気については「沖縄電力」による供給となります。沖縄という地域特性から、ほぼ火力発電に依存している状況で、重油価格上昇の影響を受けやすい事業構造となっていいます。那覇市において両インフラはほぼ普及していると見なしていい状況で、ガスや電気が止まるという事態はほとんどありませんが、台風などの自然災害において、土砂崩れや鉄砲水などの影響を受け、一時的な停電をすることはあります。しかしほとんどが数分および数時間で復旧するため、深刻な事態にならないというのが現状です。
通信・ネット回線の状況
沖縄県は離島において通信線およびインターネット回線などのインフラは比較的整備されている地域でもあり、那覇市はほぼ都市型のサービスを受けられる地域でもあります。携帯電話サービスエリアでも那覇市の一部が除外されるという事態はほとんどなく、インターネット利用のための専用回線も整備されている地区になります。しかし沖縄県民は携帯電話やネット回線などを上手に使う人はさほど多くないために、回線などのインフラ面では整備されているのに、相手によっては使えない場合もあるということもあります。郵便事業、宅配事業においても那覇市ではほとんどサービスの心配はありません。
テレビやラジオなどのメディアも基本的に那覇市に本社があることが多いため、問題をかじることはないでしょう。しかしチャンネル数が少ないため、東京などの都会から来る人には少々物足りないようです。新聞は地元2紙を中心に読まれており、本土の新聞は輸送事情により半日遅れでの配達となります。2008年になって日本経済新聞が琉球新報社による委託印刷を開始したことにより、地元紙と時差なく配達が可能になりました。