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小学校を中心とした地域形成
那覇市は面積の割に学校が多い地域でもあります。小学校から高校、大学に至るまで多くの学校があり、それぞれに特色を持った校風を誇っています。ほとんどの小中学校が公立(那覇市立)で、小学校校区(通学区)も非常に狭い範囲になっていますが、その狭い範囲でもそれぞれの校区の歴史、文化、特徴を持っており、地域コミュニティーの核を担っている場合が多いのも特徴です。特に那覇大綱挽で旗頭を掲げる東七町、西七町と呼ばれる地域にある小中学校では、その役割を伝承されるため、地域の青年たちに混じって多くの児童たちが楽器隊や印旗を持って伝統行事に参加する姿が見られます。
最近は少子高齢化の問題が那覇市にも波及し、特にドーナツ化現象による児童現象の著しい中心部の小学校を対象とした「統廃合問題」が持ち上がってますが、提案する那覇市教育委員会の説明においても、明確な理由を示すことなく、ドーナツ化現象を食い止めるための教育行政を行った気配もなく、さらに行政機関への進言などを呈しているわけでもないため、どの小学校区であっても地元の強烈は反対に合っている現状があります。
まだまだ残る再開発地域
戦後のスプロール現象により無作為的に市街地化が進んだ那覇市では、旧来の地域での区画整備による再開発計画を進めています。現在では牧志・安里地区を中心とする再開発事業が勧められていますが、地域住民や近隣住民とのトラブルが全くないわけでもないようです。多くの再開発地域の事象を見ても、那覇市の開発計画が順調に進んだわけでもなく、その後の問題なども立ち上がるため、市民からの評判はあまりよくありません。
さらに近年、戦後に建築された公共施設の老朽化が進んだことで、その整備事業も行っていますが、こちらも建て替えという方法ではなく、新たな土地に新築移転という形で進めることが多いため、「ハコモノ事業優先」と批判の声もあがっています。最近になって事業開始前に地域に対する説明会などを開催するようにはなりましたが、形式的なものであることも多いため、問題となっています。
那覇市での生活利便性は?
沖縄県の政治経済・文化の中心でもあり、人口も多く商業的にも発達を続けてきた土地であるため、基本的なインフラは整備されています。また多くの公共施設やサービスなどが利用しやすく、さらに各種交通機関および商業施設が充実していることもあるため、比較的住みやすいまちとも言えるでしょう。
ただし那覇市の場合は、主に立地条件的な理由で商品やサービス物価は決して低く無く、建物や住宅の賃貸料、駐車場料金なども高いために、ある程度の収入を確保しないと住みやすいまちとは言えない現状もあります。
公共交通機関は発達しているものの、人によっては便が良いとは言えないことも多いため、自家用車やバイク、原付などを持っていないと不便だという人もいます。居住域によっては古い街並も残っており、さらに史跡などが文化財指定されると、独自に開発などが出来ない場合も多いために、那覇市内でも不便な地域というものも少なからず存在します。