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亜熱帯気候の沖縄

那覇市に限らず、沖縄県の気候は日本のような明確な四季は存在しません。亜熱帯モンスーン地帯に属するため、亜熱帯気候と温帯湿潤気候の両方を併せ持った気候的特徴を持っています。年間を通じての平均気温は22℃で、「常夏」のイメージを持つ方も多いのですが、気温30℃前後で蒸し暑くて長い夏と気温16〜17℃の暖かく短い冬の時期に分けられます。また海と陸の間で起こる風の影響を受ける海洋性気候でもあるため、夏の暑い日は真夏日(最高気温が30℃を超える日)は多く観測されるものの、猛暑日(最高気温が35℃を超える日)はほとんど観測されません。全国的には暖かいとされる冬の時期には風の影響を非常に強く受けるため、体感気温的には若干低く感じることもあるようです。

台風銀座と呼ばれる島

沖縄の気候で一番特徴的なのは、年間を通じて台風が接近する気候を持っていることでしょう。那覇市より300km以内への台風接近数は年間3〜7回もあり、特にシーズンと見られる7〜9月にかけては交通の便への影響も見られることもあります。古くから沖縄県の県花とされるデイゴが見事に咲き誇ると「台風の当たり年」と言われ、天災(主に干ばつ)に見舞われると言われていたが、近年では台風到来の影響における断水は滅多にみられることはありません。

沖縄では台風は「雨台風(降雨量が非常に多い台風)」「風台風(暴風中心で雨が比較的少ない台風)」と区別してそれぞれの対策を行います。那覇市の場合、台風による甚大な被害というのは起こり難く、むしろ台風の影響による大雨・豪雨が原因の高潮、浸水などの水害がある程度です。また台風による休校(警報発令によるバスの運休が目安)も年に数回あります。

季節の移り変わりは雨で判断

沖縄の気候は大きく夏と冬に大別され、春と秋という季節は存在しません。夏と冬をつなぐ季節と認識され、季節の変わり目の曇〜雨の気候が多いのも特徴です。夏から冬にかけては「一雨ごとに寒くなる」、冬から夏にかけては「一雨ごとに暑くなる」と表現され、その時期ははっきりしない天候が続きます。また風による気候の変化も感じやすく、うりずん、真南風などの季節を表す表現などもあります。

太陽の存在感

沖縄の気候では太陽の存在感が凄いです。特に夏の日差しは射るというよりも「痛い」と表現されるように強烈で、紫外線対策は必至です。日陰にいても日焼けするほど強烈な日差しが続く夏場は、日焼け止めのほかに帽子や日傘が必須で、日焼けを嫌う人は夏の暑い時期でも長袖を着用して肌を防御します。ビーチ等でも沖縄の人は日焼けを防ぐため、日差しによる疲労を軽減させるためにTシャツなどを着用して過ごします。

冬になると一転し、曇り〜雨のどんよりとした天気の日が続き、強い風のある日以外は洗濯物が乾き難いようなハッキリとしない天候になります。しかしそれでも太陽が顔を出すと暖かく(場合によっては暑く)なるほど過ごしやすい天気になります。